CURRICULUM

授業実践例

CURRICULUM 01

鎌倉市立御成小学校

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施校

鎌倉市立御成小学校

鎌倉市立御成小学校

鎌倉市立御成小学校
高橋先生

授業を通じて、学校の外からの評価を子供達が直接受ける機会があり、その後のやる気や自信につながったと感じました。

実施団体

花王株式会社 研究開発部門 松本 泰正さん

花王株式会社
面白法人カヤック
NPO法人カマコン

花王株式会社 研究開発部門
松本 泰正さん

  • 学習タイトル

    リサイクリエーション

  • 時数

    3〜4コマ×3クラス

  • 教科

    総合

  • 学年

    6年生

  • 人数

    96名

  • 授業スタイル

    講義/体験型

内容:

つめかえやすく環境負荷も少ない生活用品の詰め替えパックの研究を1990年代から続けて来た花王株式会社は、使用済み詰め替えパックを回収し再資源化する「水平リサイクル」に取り組んでおり、新たな価値を創り出す意味で「リサイクリエーション」と名付けました。リサイクリエーションを通じて環境問題(プラごみ)について、子どもたちといっしょに楽しく学び、考え、実行することを目指します。

取り組み風景

実施カレンダー 実施カレンダー
  • 取り組み風景

    1学期は座学。花王株式会社社員によるリサイクリエーションの説明。プラごみ問題の課題提起。

  • 取り組み風景

    2学期は校内での詰め替えパック回収と啓発活動を実施。カマコン、カヤックによる校内活動のふりかえりや地域活動に向けて、各クラスでアイディア出しと発表を行い、具体的なものを実現。

  • 取り組み風景

    3学期は校外での詰め替えパックの回収と啓発活動に発展。御成小学区内にある図書館、市役所、スーパー、ドラックストア、社員食堂などに児童自ら主体的に交渉。コミュニティーFMで啓発活動を行うなど、地域回収プロモーションを広く展開。

校内・地域プロモーション活動を展開したことにより、
詰め替えパック回収量がグンっと上がりました!
授業の様子はこちらの動画でもご覧いただけます。

この実践授業は2019年度に実施したものです。

CURRICULUM 02

リサイクリエーション
慶應鎌倉ラボ

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施団体

慶應義塾大学 特任助教 湯浅 亮平先生

リサイクリエーション
慶應鎌倉ラボ

慶應義塾大学 特任助教
湯浅 亮平先生

リサイクルでは、資源を集めることも大事ですが、それ以上に、集めた資源を何に使うかを考えていくことが大切です。これから本格的に始まる街中でのリサイクルも、一人一人が楽しみながら、みんなで続けていける様なものにしていけたらと思います!

  • 学習タイトル

    リサイクリエーション体験会

  • 時数

    90分

  • 教科

  • 学年

    〜12歳

  • 人数

    6〜8名

  • 授業スタイル

    講義/体験型

内容:

リサイクリエーション慶應鎌倉ラボにて、ラボの紹介やプラスチック循環についての講義、体験会などを一般市民の方向けに行なっています。リサイクル材料から実際に3Dプリントで出力も行なっています。

取り組み風景

  • 取り組み風景

    体験会では講義の中でクイズを出題したり、実際に大型3Dプリンタを動かすところを初めて見た方も多く、楽しい・面白かったなどの感想をいただきます。鎌倉市教育委員会がおこなっているかまくらULTLAプログラムや鎌倉市行政主催のプラごみゼロウィークなどとも連携して行なっています。

  • 取り組み風景

    体験会「リサイクル素材×3Dプリントで、プランター・一輪挿しを作ろう」ではこのようなプランターや一輪挿しを参加された市民の皆様と作っています。ラボ前では使用済み詰め替え容器の回収も行なっています。

CURRICULUM 03

鎌倉市立西鎌倉小学校

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施校

鎌倉市立西鎌倉小学校 村松先生

鎌倉市立西鎌倉小学校

鎌倉市立西鎌倉小学校
村松先生

「プラスチックが土の中で分解される!」「プラスチックを分解する微生物がいる!」これまでの世界の常識を覆す博士のお話に子どもたちは引き込まれていきました。そんなスケールのでかい、夢のような研究に携われたことはこれからの子どもたち、これからの地球に素敵な種を蒔くことになったと感じています。

実施団体

慶應義塾大学 宮本憲二教授

慶應義塾大学

慶應義塾大学
宮本 憲二教授

  • 学習タイトル

    地球にかえす
    ストロープロジェクト

  • 時数

    1〜3コマ

  • 教科

    総合

  • 学年

    6年生

  • 人数

    113名

  • 授業スタイル

    講義/体験型

内容:

給食のプラスチックストローを微生物の力を借りて分解する試みです。宮本憲二教授が開発中の微生物分解プラスチックを試験導入し、コンポストで分解する実験を、毎週月曜日の給食の時間を使って行なっています。分解されたコンポストの土はその後研究所に運ばれ、研究用資料としても活用されます。

取り組み風景

取り組み風景 取り組み風景

2学期、初回の授業は6年生3クラスを体育館に集めて45分実施しました。「微生物とは何か?」からはじまり、微生物によるプラスチック分解の可能性などを学び、活発な質問がありました。

CURRICULUM 04

鎌倉市立御成小学校/北鎌倉女子学園高等学校/鎌倉女子学院中学校・高等学校/鎌倉学園中学校・高等学校/湘南学園中学校・高等学校

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施校

鎌倉市立御成小学校/北鎌倉女子学園高等学校/鎌倉女子学院中学校・高等学校/鎌倉学園中学校・高等学校/湘南学園中学校・高等学校

鎌倉市立御成小学校
北鎌倉女子学園高等学校
鎌倉女子学院中学校・高等学校
鎌倉学園中学校・高等学校
湘南学園中学校・高等学校

実施団体

一般社団法人 国際STEM学習協会 代表理事 渡辺ゆうかさん

一般社団法人
国際STEM学習協会
ファブラボ鎌倉

一般社団法人 国際STEM学習協会
代表理事 渡辺ゆうかさん

  • 学習タイトル

    「鎌倉FABの13人」
    展示空間の作成から実施まで

  • 時数

    45分〜90分

  • 教科

  • 学年

    小学1年〜高校2年

  • 人数

  • 授業スタイル

    体験型

内容:

縦(1800mm)x 横(1800mm)の大型立体地図を複数の協力者とともに3Dプリンタを使い作り出すプロジェクト「鎌倉FABの13人」。3Dプリンタの使い方から学び、各学校など市内13箇所で出力された 150mmx150mmの144 のピースが、大きな立体地図となりました。展示される湘南モノレール江ノ島駅をゴールに、作り出すプロセスから、学校外で実施する展示支援まで伴走しながら、外部とのつながりや人に伝えるための空間構成などを実践を通じて学んでいきました。

取り組み風景

  • 取り組み風景

    [先生方の感想]
    生徒自身が作成・携わった作品が公開されることで自信を持てたと思います。WEBで作ったものが実際に形になることを知り、科学技術の進歩に驚いていました。初めての体験だった為、うまくいかないことの連続でしたが、そこから学びを得て課題解決に取り組む姿勢が生まれたと思います。

  • 取り組み風景

    湘南モノレール江ノ島駅 にて展示
    展示期間:2022年11月6日〜12月18日

CURRICULUM 05

鎌倉市立玉縄小学校

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施校

鎌倉市立玉縄小学校 長網先生 櫻井先生

鎌倉市立玉縄小学校

鎌倉市立玉縄小学校
長網先生 櫻井先生

身近なプラスチックから循環型社会を考えるというテーマは、SDGs.持続可能な社会の担い手となる子ども達にとってもとてもよい経験学習になったと振り返ります。特に、自分達の呼びかけで集めたプラスチックが新たな資源となるのを目のあたりにした時、目を輝かせて感嘆な声をあげて見つめていたのが印象的でした。有限である資源の有効活用、今後に活きる学習となりました。

実施団体

株式会社高山商会<br>社会とつながる事業部 蓮見 洋平さん

株式会社高山商会

株式会社高山商会
社会とつながる事業部
蓮見 洋平さん

  • 学習タイトル

    身近なプラスチックから
    循環を考える

  • 時数

    3コマ×2クラス

  • 教科

    総合

  • 学年

    6年生

  • 人数

    78名

  • 授業スタイル

    講義/体験型

内容:

身近なプラスチック教材を起点に、プラスチックが持つ社会課題や素材の性質、またその活用方法を学ぶ学習活動を行いました。回収方法や材料、広報の仕方を児童に一から考えてもらうPBL型学習にすることで、資源を循環させることの大切さにつなげました。ものづくり体験ではつくる過程の見える化や工作の楽しさを感じてもらいました。

取り組み風景

  • 取り組み風景

    1回目「プラスチック回収方法を考える」
    活動内容:社会のプラスチック課題を知る/プラスチック教材の回収方法を考える。回収率アップとボックス作成方法をグループで話し合い、発表。

  • 取り組み風景

    2回目「プラスチック分別方法を知る」
    活動内容:集まったプラスチックを比重分別・色分別、『樹脂判別センサー」でプラスチック教材を判別分類。種類があること、洗うことでまた資源につながることを学ぶ。

  • 取り組み風景

    3回目「リサイクルプラスチックから新しいものを作る」
    活動内容:マニュアル式インジェクション装置を使って金型によるものづくり体験を行う。社会に役立つ「made in Tamanawa」な金型アイデアを子供達から募集。

CURRICULUM 06

鎌倉市立今泉小学校

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施校

鎌倉市立今泉小学校 茂木先生

鎌倉市立今泉小学校

鎌倉市立今泉小学校
茂木先生

子供達には分別することで再利用できると知ったことが大きな驚きだったようです。授業を通じて「ゴミではなく資源」という認識を持つ子供が増え、教室内での分別行動が増えるきっかけにもなりました。

実施団体

鎌倉市環境部ごみ減量対策課 國井 一孝さん

鎌倉市環境部
花王株式会社
面白法人カヤック
株式会社高山商会

鎌倉市環境部ごみ減量対策課
國井 一孝さん

  • 学習タイトル

    リサイクリエーションプラス

  • 時数

    3コマ×2クラス

  • 教科

    総合

  • 学年

    4年生

  • 人数

    86名

  • 授業スタイル

    講義/体験型

内容:

市内のごみ回収とリサイクリエーションを通じたプラスチック循環の学びを座学と体験型の両方で学びました。身近にあるプラスチックへの理解と分別の大切さをクイズなどを交えながら展開していきました。

取り組み風景

  • 取り組み風景

    1コマ目は鎌倉市内のプラスチックゴミの量、回収後の流れやリサイクリエーションの資源回収の理解と回収率促進について学びました。
    2コマ目は前回授業の振り返りを身近なプラスチックを知り、プラスチックの性質をもとにグルーピングした事前資料をもとに発表を行いました。

CURRICULUM 07

鎌倉市立手広中学校

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施校

鎌倉市立手広中学校

鎌倉市立手広中学校

3Dモデリングソフトやプリンタを活用する授業を通して、生徒が新しい表現方法を体験しながら思考錯誤をくり返したり、教えあったりしながら楽しく製作に励んでいます。自分たちが考えたものが形になっていく様子にワクワクが止まらないといった感じです。プログラミング的思考と同様に3DプリンタやCADソフトには、これからの社会で求められる思考力がたくさんつまっていると思います。次年度はさらに活用できるよう、生徒と一緒に学んでいきたいです。

実施団体

鎌倉市教育委員会 岩岡 寛人教育長

鎌倉市教育委員会

鎌倉市教育委員会
岩岡 寛人教育長

  • 学習タイトル

    小・中・地域へご縁の橋渡し
    ~地域の方に贈る箸置きのデザイン~

  • 時数

  • 教科

    教科横断型

  • 学年

    1年生

  • 人数

  • 授業スタイル

    講義/体験型

内容:

本学区では、社会福祉協議会の活動として独居老人へのお弁当配付を行っています。長年本校は、そのお弁当に日々の生活の様子を綴った「お元気だより」を添えるボランティア活動を行ってきました。今年度、本校にSTEAM Labが設立されたことから、3Dプリンタで箸置きを製作し、お弁当に添える取組をはじめました。次年度は、小学校で集められたプラスチックから再生されたフィラメントを活用し、小・中・地域へ“橋渡し”ができたらと考えています。

取り組み風景

  • 取り組み風景

    試験的な取り組みとして、使用する3Dフィラメントの一部を小学校のアサガオ鉢のリサイクル材から作成しております。

  • 取り組み風景

    小学校3年〜6年生に呼びかけて、使用済みのアサガオ鉢を回収。171個が集まりました。

  • 取り組み風景

    株式会社リコーおよびリコージャパン株式会社の協力により、再生フィラメントに加工し、手広中学校へ提供しました。このようなデザインの箸置きも生み出されました。
    ※全ての材料が再生材ではございません。地域循環の新しい取り組みへのチャレンジです。

CURRICULUM 08

横浜国立大学教育学部
附属鎌倉小学校

  • 社会でまわす
  • 未来へのこす
  • 地球にかえす

実施校

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校 栄養教諭 望月先生

横浜国立大学教育学部
附属鎌倉小学校

横浜国立大学教育学部
附属鎌倉小学校
栄養教諭 望月先生

コンポストを設置することは環境課題の解決だけでなく、学年・教科横断的なつながりが持て教育的効果も高いと考えています。

  • 学習タイトル

    給食残渣を使った学校内循環

  • 時数

  • 教科

  • 学年

    1〜6年生

  • 人数

  • 授業スタイル

    講義/体験型

内容:

鎌倉市内のゴミ焼却場が、近い将来稼働を停止することをきっかけに、自分たちでできることを考えるところからスタートしました。2020年より、給食の調理残渣と残菜を校内のコンポストで、年間約4トンを堆肥化しています。『コンポストでできた堆肥は、児童の栽培活動や校内畑へ利用→畑の収穫物は実際給食に使用し全校で喫食→給食の調理残渣と残菜が再びコンポストへ』と、資源が循環するようになりました。逗子ガーデンさんなど、地域のステークホルダーの皆さまにも協力をいただき、教育関係者や地域、環境問題に興味のある方など、多くの方々に興味を持っていただいています。これからも資源の循環を通じた学びが広がっていくことを願います。

取り組み風景

  • 取り組み風景

    2020.6〜2022.12
    9683.3kgを堆肥化(これにより400,000円程の経費削減)
    食品残渣の循環により処理費の削減にもつながり、学校運営にとってもサステナブルです。

  • 取り組み風景

    コンポストでできた堆肥から野菜を育て野菜は給食に使われ、食品残渣はまたコンポストへ。身を以て体験しながら、循環の仕組みを授業でも実施。